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 表現項目と作品例(中2相当)

表現項目キーワード
総合化の主題いちばん大切、いちばん大事、いちばん重要、一番大切、一番大事、一番重要、最も大切、最も大事、最も重要
複数の意見意見、見方、考え
反対意見の理解確かに、もちろん
段落(段落をつけることができる)
常体(常体で書くことができる)
誤字(誤字が二つ以上ある場合は減点)
(作品例は項目の入れ方を示しています。合否の水準とは関係がありません)

 作品例 字数801字、素材語彙82種、強力語彙26個、重量語彙36個、得点71点

 確かに私たちは、障害を持つ人たちに手を貸すべきだ。これは傷害を持つ人に限らず、誰でも困っている人がいれば助けるのが人間のあるべき姿である。重い荷物を持って苦しそうな老人を助けるのと同じように、障害者も自然に助ける対象であると思う。しかし、それにはしっかりとした知識が必要だと思う。不用意に手助けをしても、迷惑だと思うのだ。小学校の時、郡司ななえさんや、その他たくさんの障害者の方にお話を聞かせてもらう機会があった。その時に、「ちゃんとした知識を持って、困っている障害者が居たら助けられるように」と言われ、注意点をいくつか言われた。これは、どこの学校でも行われている訳では無いと思うので、もっと盛んに「話を聞く会」のようなものを開くべきだと思う。
 しかし一方で、障害を持つ人が自らの力でやり遂げようとする意志を尊重することも大切だという考えもある。傷害を持っている居ないにかかわらず、「能力に見合わない」と勝手に判断され、事前に行動を制限されることは人権の侵害にはなりはしないだろうか。日本人には誰にも平等に「基本的人権の尊重」が保証されている。(外国人であってもこの考え方を持って接するべきである)障害者は、確かにある能力に関して弱いかもしれない。弱者であるかもしれない。しかし、哀れなものでは無いのだ。傷害すら、個性なのだ。それは「資質」なのだと思う。その「資質」を持つことで、より弱い立場の人のことがよく分かるようになれ、そういった人たちの力になることも可能かもしれない。そういう個性としての傷害を認めた上で、挑戦したいことがあるならその意志を尊重するべきだと思う。
 弱者には手をさしのべることも、その人の意見を第一として尊重することも大切だ。しかし、一番大切なのは「私たちの人生は私たちが費やしただけの価値がある」という言葉のように、すべての人間が対等な立場で人生を歩むのだという姿勢だと思う。
(anaiさんの作文より。下線部は編集しました)


 表現項目と作品例(中3相当)

表現項目キーワード
生き方の主題生き、人間
複数の方法方法、そのためには
反対意見の理解確かに、もちろん
段落(段落をつけることができる)
常体(常体で書くことができる)
誤字(誤字が二つ以上ある場合は減点)
(作品例は項目の入れ方を示しています。合否の水準とは関係がありません)

 作品例 字数1025字、素材語彙118種、強力語彙25個、重量語彙52個、得点85点

 仏教の「因縁」という言葉を創造性にあてはめてみると、「因」とは、自分の中に蓄積していった知識などではないか。だが、この「因」だけでは、創造や飛躍ができるわけではない。「縁」となるものが必要なのである。ある時点で、蓄積を表出させるものが必要なのだ。それが「縁」である。「縁」にも二種類、「順縁」と「逆縁」がある。実生活では、しばしば「逆縁」が表出エネルギーとなる。「逆縁」という言葉を一般的な言葉に置き換えると、「逆境」という言葉にあてはまるのではないだろうか。
 「逆境」に置かれたとき、それをプラスにするような生き方をしてはどうだろうか。誰もが、逆境をプラスにしようともがいた経験があるだろうし、それが大きなドラマを生んだことも数少なくない。源頼朝は、一度島流しになった後、鎌倉幕府をつくった。
 そのための第一の方法として、困難の多い道を、積極的に歩いてゆこうとすることが挙げられる。コンクリートで舗装された綺麗な道を歩くよりも、歩きにくい獣道を歩くことである。例えば最近毎日目にする日本人メジャーリーガーたちは、日本のレベルの低い野球を飛びぬけ、「逆境」を求めて米大リーグの各チームへ移籍した。W松井やイチローなど、“更なる逆境”を求めた選手だけではなく、大家など、日本ではそれほど華々しい成績を上げているわけでなくても、天地がアメリカと信じて“新たな逆境”を求めた選手もいる。彼等はその逆境の中で人一倍努力して、ゴツイ身体をしているメジャーリーガーの中でプレーをしているのである。
 第二の方法に、逆境の中でも再挑戦できる社会をつくることではないか。つまり、1回負けたらもう次は無い、というシステムをなくすべきだと私は思うのである。例えば部活動。野球なら、秋にトーナメント戦、春にもトーナメント戦、そして夏に最後の大会になるトーナメント戦がある。もしこれが、夏のトーナメントだけだったら、県大会にいける確率は本当に低い。反省しても、それが最後なら仕方ない。そのため、練習があり、練習試合があり、公式戦が3回もあるのである。そのたび、たとえ負けという「逆境」に立たされても、そこから逆転することは十分すぎるほど可能なのである。
 確かに、成功だらけで、逆境に立たされずエリートコースを走るのもそれでいい。しかし、 脱皮できない蛇は滅びるという名言のように、困難を経験することで人や物は成長するのだと思う。あえて逆境に飛び込む生き方もいいかもしれない。
(ameoさんの作文より)


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