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学年別の目標の字数は、次のとおりです。小1:200字、小2:400字、小3:600字、小4:800字、小5:1000字、小6以上:1200字。 作検の文章評価は、作文小論文の後半1200字で行っています。この場合の字数は、作文用紙のマス目の字数ではなく、正味の文字数です。つまり、段落や会話の改行時の空白部分は字数として数えません。ですから、1200字以上の作文を手書きで書く場合、作文用紙に印刷されている字数よりも多めの1300字〜1400字を目安にして書いていってください。 レベルが同じ作文であれば、字数の多い方が得点が高くなります。ただし、1200字以上の作文については得点の差はありません。 |
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字数を長くするコツは、次のとおりです。 (1)小学1〜4年生の事実中心の作文の場合は、できるだけ描写的に書きましょう。描写的に書くコツは、そのときの会話を思い出すように書くことです。また、会話以外にも、そのときの色、音、様子などを思い出して書いていきましょう。 (2)作文の途中に、前の話や似た話を入れて話題を広げ、作文を立体的にしていきましょう。 (3)意見や説明の裏づけとなる実例を書きましょう。 (4)小学5年生以上の作文の場合は、簡単な構成メモを書き、その構成メモをもとに全体を4つぐらいの大きなまとまりに分けて書くと書きやすくなります。1つの作文を4つのまとまりに分けると、1200字の作文を書く場合は、1つのまとまりの目安が300字(15行)ぐらいになります。それぞれのまとまりで目安となる字数まで書けない場合は、次のまとまりを長めに書くなどして全体の字数を調整していきましょう。 | |
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書くスピードを上げるためには、練習が必要です。 最も根本的な練習は、よい文章をたくさん読むことです。その場合、小説のような事実文を主としたものよりも論説文のような説明文・意見文を中心としたものの方が効果的です。特に、自分の気に入った文章は、音読で何度も同じものを繰り返し読むようにしましょう。 小学5年生以上は、書き出す前に構成メモを書きましょう。作文用紙の空いているところに、自分がこれから書こうとすることを3つか4つ箇条書きにメモします。文章を書き始めて、途中で書くことに詰まったときは、構成メモを見て書く方向を確認して書き続けます。(小学4年生以下は、事実中心の文章になることが多いので、構成メモを書く必要はありません) 書くことが遅くなる原因は、途中で考えたり、読み返したり、消しゴムを使ったりすることです。全体の4分の3ぐらいまでは、構成メモを頼りにして、できるだけ鉛筆を止めずに書き進め、残りの4分の1ぐらいになったら、必要に応じて考えたり、読み返したり、消しゴムを使ったりしていきましょう。(時間がないときは、消しゴムを使わずに二本線や挿入記号などで訂正してもかまいません。極端に読みにくいものでないかぎり減点にはなりません) 自分が書こうとする分量を4つぐらいに分け、目印として薄く線を引いておきましょう(1200字書く場合は、300字ごとに区切りの線を薄く引いておきます)。1つの区切り(300字)を書く時間の目安は15分以内です。途中の経過を見ながら、書くスピードを調整していきましょう。 |
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作検では、文章の中にある語彙の種類を評価します。得点を上げるためには、できるだけ同じ言葉を使わないように表現の仕方を工夫することが必要です。 例えば、「私の好きな本は、伝記です。好きな本は、人によって違います。妹の好きな本は、漫画です。」という文よりも、「私の好きな本は、伝記です。読書の好みは、人によって違います。妹のお気に入りは、漫画です。」などという文の方が語彙の種類が多いので、得点が高くなります。 語彙の種類は、単語を覚えるような形で勉強しても増えません。いちばんよい勉強法は、本を読むことです。読書の中で出合う言葉によって、生きた語彙が身についていきます。 中学生以上の人は、特に、論説文を書くときの語彙が豊富になるような本を読んでいきましょう。自分が気に入った文章は音読して、繰り返し読むと更に力がつきます。 小学生の場合は、読書以外に、お父さんやお母さんの話を聞くことで語彙が豊富になります。できるだけ家族で話をする時間を作りましょう。 |
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作検では、文章の中に使われている語彙の難易度を評価します。漢字で書ける言葉があれば、できるだけ漢字で書いていきましょう。 しかし、必要以上に漢字を使うと、文章が読みにくくなります。中学生までは、できるだけ漢字を使うように書き、高校生以上は漢字を使うとともに、わかりやすい平易な文章を書くように心がけましょう。 |
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文章にはリズムがあります。それは、言葉の組み合わせ方や文の長さの中に表れてきます。 作検では、隣り合う文と文の長さの差の分布を測定することによって文章の持つリズムを評価しています。 しかし、文の差の分布を意識的に作ることはできません。一般に、リラックスしているときや気分が乗っているときに書いた文章はリズミカルになる傾向があります。文章を書くときは、明るく前向きな気持ちで書くように心がけていきましょう。 |
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小1〜小4の事実中心の作文の場合は、特に構成を工夫する必要はありません。ただし、できるだけ中心がはっきりわかるように書きましょう。例えば、運動会や遠足の作文で、最初から最後まで同じように書くのではなく、その中で特に自分がいちばんくわしく書きたいところに絞って書いていきましょう。 小5以上の説明や意見中心の作文の場合は、全体の構成を次のように考えていくと書きやすくなります。(この場合の段落とは意味段落のことです。一つの意味段落の中をいくつかの形式段落に分けて書いていきます) もちろん、このような段落分けで書かなくてもかまいません。大事なことは、自分なりに全体の構成を意識して書くことです。 |
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| 意味段落 | 内容 | 文章の例(7級) 「私の夢」 | 文章の例(6級) 「あだなはよいか悪いか」 |
|---|---|---|---|
| 第1段落 |
○書き出しの工夫 ○自分がこれから書こうとすることの説明、身近な実例、状況実例 ○意見や問題提起(……思う。……べきだ。……問題だ。) |
真っ青な空に鳥が飛んでいる。 ぼくは、それを見るたびに、いいなあと思う。 ぼくの夢は、自分の力で空を飛ぶことだ。 |
「ねえ、カンカラ。」 これが私のあだなだ。私がカラカラとよく笑うからつけられたらしい。 私は、あだなはよいものだと思う。 |
| 第2段落 |
○第一の実例、第一の理由、第一の意見、第一の方法、第一の原因、第一の対策 ○裏づけとなる実例 ○第2段落の区切りとなる小さな感想 |
この前、友達にその話をしたら笑われた。 そんなことは、とっくにライト兄弟が実現したと言うのだ。 しかし、ぼくの夢は変わらない。 |
その理由は、あだなは親しみを増すからだ。 クラス替えのあと、あだなで呼ぶとすぐに親しくなった。 あだなは、心の壁を取り払う。 |
| 第3段落 |
○第二の実例、第二の理由、第二の意見、第二の方法、第二の原因、第二の対策 ○裏づけとなる実例。 |
ぼくは、幼稚園のころ、傘を広げてジャンプしてみたことがある。 もちろん、漫画のようなわけにはいかなかった。 |
もう一つの理由は、あだなはその人の特徴をはっきりさせるからだ。 友達のA君は野生的なので、ターザンと呼ばれている。 |
| 第4段落 |
○反対意見に対する理解(確かに……) ○全体のまとめの意見 ○結びの表現の工夫 |
確かに、現実を考えることは大切だ。 しかし、人間は、夢によって進歩してきた。 ぼくも、いつか、あの鳥のように大空を飛んでみたい。 |
確かに、あだなは人を傷つけるときもある。 しかし、それ以上に人を結びつける働きがある。 私もこのカンカラというあだなを大事にしていきたい。 |
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それぞれの級ごとに、表現項目のキーワードがあります。それぞれの表現項目ごとにどれか一つのキーワードが入っていないと、減点になります。キーワードは作文の中のどこに入れてもかまいません。 作文を書いたあとにキーワードを入れる場合で、消しゴムを使う時間がないときは、挿入記号などを使って入れてもかまいません。誤字・段落・常体などを直す時間がない場合も、二本線や記号で訂正しておいてかまいません。 それぞれの級の作文の例は、各級の概要のページに載っています。 ●http://www.mori7.info/kenntei/kyuu.php |
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